某教会の外壁塗装

築17年の某教会の建物の修繕工事を施工させて頂きました。
新築時は外壁にフッコーというメーカーの左官仕上げ材で
仕上げられておりましたが、17年の経年劣化でヒビ割れや
退色、またサビ等が見受けられました。
これらを綺麗に直し、美しい教会に蘇るよう、何度も打ち合わせを重ね、着工しました。
まずは高圧洗浄です。150キロの圧力で水洗いしていきます。
勾配がキツイ屋根は屋根足場を組んで塗装します。
通常の足場より割高ですが、仕方ありませんね。
全面錆止めに当店自慢の屋根塗料でしっかり2回塗りです。
屋根足場が必要な屋根は出来る限り長持ちさせるのがいいですね!
軒天や破風も塗装します。
教会の雰囲気に合わせ破風は半ツヤの白で仕上げます。
外壁には既存の素材にしっかり密着するように
シーラーと呼ばれる接着剤を浸透させながらしっかり塗ります。
次に若干弾力性のある中塗り材、微弾性フィラーを
塗ります。
外壁は汚れない低汚染塗料でしっかり2回塗りです。
10年後も綺麗な状態を維持できるよう、材料にもこだわり
ました。

だんだんと仕上がってきました。
この工事をしてた時期は8月頭から22日までの
イッチバン暑かった日に作業しましたので職人も
キツそうにしてました(笑)
もうすぐ完了だ!と声を掛け合い頑張っていたのが
印象的です。
この通路の天井の色どうですか?
この色が今回の塗り替えのポイントにもなった重要な配色でした。モダンで落ち着いたイメージになりまして、教会の職員さんからも好評でした。明るい色にグレー(茶色系の)を
入れて引き締めるのと同時に柔らかな雰囲気を演出します。
でも、この色の良さは見ないとわからないんだよなぁ(笑)

施工前

施工後

施工前

施工後

完了です。とても大きな教会で、施工した私達も
大満足な仕上がりになりました!
美しいですね。
私達の手で蘇った教会を眺めてみると、ココロが
清められていく感覚がありましたよ!!
ありがとうございました。