見た目は綺麗なのに雨漏りしていた屋根

過去１５年前に１度屋根の塗装をしたきり、特にメンテナンスをしていなかった屋根なのですが、
大雨が降ると必ず雨漏りするというご連絡をいただきました。屋根に上がると状態も悪くなく、穴も見受けられませんでした。
となると、漏水調査が必要です。
なんとなーくの予測はわかってますが、確証が得られませんでしたので早速調査です。
横葺きの屋根で漏水しやすいポイントは把握しておりますので、そのポイントにマーキングして
番号順に散水していきます。

あらら、やはり！！

調査の方法は詳しく解説したいとこですが、企業秘密な部分が多くて解説できませんが、
思った以上の雨漏りで、補修とかのレベルではなさそうでした。

出ます出ます。かなり出ます。

ということでやむなく…
すべて撤去しました。葺き替えします。
下葺きのアスファルトフェルトが熱でボロボロでした。昔はアスファルトフェルトばっかりでしたよね。
今はアスファルトルーフィングでフェルトよりも丈夫なものに交換します。
びっしりと完璧にルーフィングを張り、新しいトタンを被せます。
雪止めアングルもドブメッキに交換し、完璧です。

このパターンの雨漏りは方形という形状の屋根と寄棟の形状の屋根に多く
葺き替えになってしまうパターンは珍しくありません。
そして怖いのが、簡易的に補修しては漏れ、補修しては漏れを繰り返し、金額もだんだん加算していき
最終的に葺き替えになってしまうパターンです。「最初から葺き替えしとけばよかったー」と
ならない為にも、漏水調査をして原因を特定するのが一番の近道なんですよね。

何度やっても止まらない雨漏り大歓迎です。必ず私が止めますので、まずは雨ん防にご相談ください！