屋根の診断
普段見えない屋根。どのような状態になっているのかわかりません。
そろそろ塗替えの時期だろうから見てもらおうかなとお考えの方。業者さんがどのような診断で提案してくれるのか確認してみてください。
近年はドローンの普及によって、ドローンでの屋根診断というところもあるそうです。
確かにとても画像もきれいで操作も慣れれば簡単なようです。
屋根の調査をするのには危険もありませんし良いかもしれません。
また、自社でも導入しているのがカメラによる診断です。勾配が急な場合や屋根に上れない状況の場合はやむなく使用するときもあります。手元でも確認できますので細部をみるときでも便利です。
当店では可能な限り屋根に上らせていただき細かい錆や痛みの症状までを確認します。
細部はやはり目で確認するのが一番です。
一番怖いのが図面だけでのお見積りです。
図面は面積しかわかりません。どのくらい傷みがあるのか、アングルやスノーストップが設置されているのかが全然わからないのです。
本当は錆がひどい屋根だった場合、面積だけでお見積りを作成し、いざ工事となった場合に職人さんはどうでしょう。
「こんなに錆があるなんて聞いていない。けど頼まれた工事ではないし工期内におわさなければならないし」と工事を進める可能性があります。実際下地処理も行わず上塗りをしたとしても艶々の完了写真を見せられたら施主様もわかりません。
どうにでもごまかせてしまうのです。
きちんとした調査で診断してもらう必要があります。
当店では診断書も作成しお客様にご自宅の現在の状況がわかるようにご説明しております。
病院の診察と同じで大事な家を長持ちさせるためのメンテナンスです。
状況の説明、しっかりとしたごまかしのない提案ができるよう調査は手を抜いてはいけないところです。
